この記事は、はまぐりのぬめり取りや砂抜き、塩抜きなどのはまぐりの下処理の方法について解説した記事です!
また、ぬめり取りなどの下処理後に加熱した際、はまぐり開かない時は食べてはいけないと言われており、その理由についても紹介しています♪
ひな祭りなどの春に食べるはまぐりは美味しいですよね?
甘くてやわらかい身に濃厚な味が溜まらないと思います!
ですが、はまぐりは他の貝と比べてぬめりが多く下処理が少々面倒なんです、、
そこで、この記事では安全においしくはまぐりをいただけるように、ぬめり取りなどの下処理について以下の内容をわかりやすく解説します↓
早速、ぬめりの正体から見ていきたいと思います♪
はまぐりのぬめりの正体とは?
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はまぐりのぬめりの正体は、粘糖質です!
粘糖質は貝類や魚などに含まれ、糖類とたんぱく質が結合して出来ており、塩水に溶けて落ちやすいという特徴があります^^
また、はまぐりはこの粘糖質で粘液糸を作り、海中で船の帆のようにして潮の流れに乗って移動します!

ぬめりがあるから腐っているわけではないのですね^^
安心しました♪

腐っていないか臭いはしっかり確認してくださいね!!
はまぐりはぬめりが多くて大変と思いますが、ぬめりが多い=粘液糸が多い=新鮮となるので、「鮮度が高い!」と喜んでください(笑)
それでは次に、ぬめり取りのやり方を解説していきますね♪
はまぐりのぬめり取りや砂抜きはどうやるの?
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はまぐりのぬめり取りについて、砂抜きと一緒に行います!
ぬめり取りの手順は以下のようになっています↓

ボウルやバットの上にはまぐりが入ったざるを敷くことで、吐き出した砂が下に落ちてくれて、再び砂を吸ってしまうことを防止できます!
アルミホイルや新聞で覆うのは、はまぐりは暗い所が好きで活発に砂を吐き出してくれるからです。
ぬめり取りや砂抜きについて解説しました!
やり方はわかったけど、「5時間以上は長いよ~」と感じる方がいらっしゃるかと思います。
そこで次に、はまぐりの砂抜きを時短する「とっておきの裏技」を紹介しちゃいますよー♪
はまぐりの砂抜きを時短にする方法について!
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はまぐりの砂抜きを時短にする方法は、50度のお湯を使います!
手順は、先ほどと説明で出てきたボウル又はバッドとざるに50度のお湯を入れます。
5分ほどで砂を吐いてくれるので終了です^^

イメージとして、熱のショックを与えて砂を無理やり出させる感じです。
最後ぬめりを取るために、塩水で擦り合わせて落としましょう♪
50℃のお湯を使う方法は速いですが、確実に砂抜きを行いたい場合は塩水を使ってのやり方がいいです!
ここまでではまぐりに含まれるぬめりを取り、砂を出しました!
次に、はまぐりに含まれる塩を出す過程にうつっていきたいと思います♪
はまぐりの塩抜きの方法について!
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はまぐりの塩抜きの方法はいたって簡単です!
バット又はボウルの上にざるを置き、新聞やアルミホイルなどで覆います。
その後は何も入れずにそのまま放置です♪

なぜ塩抜きを行うのですか?

はまぐりに塩分が多く含まれている状態だと本来の味ではなくなったり、料理でしょっぱくなったりと味に影響を与えてしまうからです。
下処理が終わり、加熱して調理して美味しく食べていきたいと思いますが、ちょっと待ってください!!
実ははまぐりは加熱しても開かないものは基本的には食べてはいけないと言われています。
そこで、最後にその理由を紹介していきたいと思います^^
はまぐりを加熱しても開かないものは食べてはいけないの?
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はまぐりは加熱しても口が開かない時、基本的には食べないほうがいいです!
その理由は、既に死んでから時間が経っており腐っている恐れがあるからです。
詳しく掘り下げて説明していきますと、はまぐりなどの2枚貝は、貝を開くためのじん帯のような役割を果たす蝶つがいと、貝を閉じるためのたんぱく質で出来た筋肉である貝柱の2つで主に出来ています。
通常は加熱しますと、このたんぱく質が変性し貝を閉じるための貝柱の機能が損なわれるので口が開きます。
ですが、加熱しても開かないということは、貝を開くための蝶つがいが役割を果たしていなく、はまぐりが死んでからしばらくたっている恐れがあります。

時間経過によって、蝶つがいの機能が落ちて口が開かなくなるのですね♪

はまぐりはどこで買えるのか気になる方はこちらをどうぞ!
最後、まとめに入りたいと思います♪
まとめ!
はまぐりのぬめり取りなどの下処理や加熱した場合についてのはまぐりの扱い方について理解していただけたでしょうか?
この記事の内容をまとめると以下のようになります↓
はまぐりの正しい情報をもって美味しくいただきましょう~